- 2021/03/18 掲載
東芝、旧村上系の株主提案可決=昨年総会の運営調査へ
東芝は18日午前、東京都内で臨時株主総会を開き、「物言う株主」として知られる旧「村上ファンド」系投資会社の提出議案が過半の賛成を得て可決された。ファンドは昨年7月の定時株主総会の運営を問題視し、会社から独立した弁護士による検証を求めており、今後選任された弁護士が調査を実施する見通しだ。
可決されたのは、筆頭株主で旧村上ファンド関係者が設立したシンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントの議案。エフィッシモは総会での議決権行使書の集計漏れに加え、「一部の株主が圧力を受け、議決権行使をしなかった」などと指摘していた。
【時事通信社】 〔写真説明〕東芝の臨時株主総会の会場に向かう株主ら=18日午前、東京都新宿区
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