- 2021/03/19 掲載
2月消費者物価、0.4%下落=原油安の影響続く―総務省
総務省が19日発表した2月の全国消費者物価指数(2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が101.5となり、前年同月比0.4%下落した。マイナスは7カ月連続。下落幅は2カ月連続で縮小したものの、昨年からの原油安の影響が続いている。
エネルギーは7.2%のマイナス。電気代が7.8%、灯油が11.6%それぞれ下落した。ただ、前月と比べエネルギーの下落幅は縮小しており、総務省は「世界経済回復への期待があり、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻りつつある」との見方を示した。
また、20年4月から始まった高等教育無償化で、私立の大学授業料が4.3%のマイナス。コロナの感染拡大に伴う旅行者の減少が響き、宿泊料は5.1%下落した。
【時事通信社】
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