- 2021/03/19 掲載
国内最大級のロボット展示会=福島・南相馬で開催
福島県南相馬市の研究開発拠点「福島ロボットテストフィールド」で19日、国内最大級のドローン・ロボット実演展示会が開かれた。ベンチャー企業や大学をはじめ全国各地から37団体が参加。災害現場での活用を目指すロボットなどを披露した。
「まるで自分がロボットになったかのように作業できる」。立命館大発のロボットベンチャー企業である人機一体(滋賀県草津市)が開発中なのは、人間の動作に合わせて遠隔操作できる「人型重機」だ。JR西日本などと連携し、鉄道インフラの整備に投入することを目指している。
地震などの広域災害で活用するドローンの開発を進めるテラ・ラボ(愛知県春日井市)は、長さ約4メートルの翼を持つ飛行機型のドローンを滑走路から飛ばした。「機体にカメラと測量機を搭載し、土砂崩れなどの被害を迅速に調べることができる」(担当者)といい、2023年度の実用化を目指す。
【時事通信社】 〔写真説明〕ベンチャー企業「人機一体」の遠隔操作ロボット=19日午後、福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールド 〔写真説明〕テラ・ラボが災害での活用を目指して開発を進めるドローン=19日午後、福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールド
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