- 2021/03/19 掲載
賃上げ率、1.81%=「官製春闘」後で最低―連合集計
連合は19日、2021年春闘で傘下の労働組合が経営側から受けた回答の第1回集計結果を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた平均賃上げ率(19日時点)は1.81%(5563円)。政府の賃上げ要請に産業界が応える「官製春闘」が始まった14年以降で最低となった。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、賃上げに慎重な企業が多かったとみられる。20年の第1回集計時の1.91%(5841円)に比べ0.1ポイントのマイナスだった。
【時事通信社】 〔写真説明〕春闘の第1回回答集計結果について記者会見する連合の神津里季生会長=19日、東京都千代田区
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