- 2021/03/22 掲載
東京株続落、617円安=日銀マネーへの期待後退
22日の東京株式市場で日経平均株価が前週末比617円90銭安の2万9174円15銭と大幅続落して取引を終えた。日銀が19日の金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)買い入れの年間6兆円の目安を撤廃したことで、これまで株式市場を強力に下支えしてきた日銀マネーへの期待が後退。株価が下落しやすくなるとの見方が広がった。
米国の長期金利が上昇基調にあることも世界経済回復の遅れを連想させ、日本株の下落要因となった。半導体大手ルネサスエレクトロニクスの工場火災で車載用半導体の不足が予想され、自動車株が値下がりしたことも投資家心理を冷やした。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京証券取引所=1月1日、東京都中央区
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