- 2021/04/01 掲載
インド中銀、2─6%インフレ目標を今後5年間維持 政府と合意
政府と中銀は2015年に金融政策の枠組みで合意。消費者物価指数(CPI)の伸び率を2─6%の範囲に収めることが中銀の責務と規定された。
財務省のタルン・バジャジ経済局局長は、インフレ目標が26年3月まで維持されると説明した。
インドのCPI伸び率は現野党インド国民会議派が主導した前政権時代に2桁台に加速したが、モディ政権発足後は概して低下傾向にあり、19年のモディ氏再選を支える要因にもなった。
しかし、コモディティー(商品)価格の最近の上昇を受け、今後数カ月間にインフレが加速する可能性があるとアナリストは指摘する。
CPIは2月に前年比5.03%上昇と、3カ月ぶりの大幅な伸びを記録した。
中銀の金融政策委員会(MPC)は4月5─7日の会合で政策金利を4%に据え置くとみられている。
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