- 2021/04/09 掲載
米新規失業保険申請74.4万件に悪化、労働市場の改善過小評価も
ただ、財政刺激策の効果が表れ始め、経済活動の再開も進む中、労働市場は急速に回復しており、申請件数の増加はこうした状況を過小評価している可能性があるとの見方も出ている。
シティグループ(ニューヨーク)のエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「雇用統計で再雇用の純増が示されているにもかかわらず、すべての失業保険プログラムに対する申請は過去数カ月、高止まりしている」と指摘。「これは、失業保険に依存し続けることを望んでいる労働者がいることを一部反映している可能性がある」と述べた。
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