- 2021/04/09 掲載
米テスラ、ドイツの行政手続き批判 工場開設巡り
テスラは7月1日までに工場の操業を開始し、クロスオーバーEV車「モデルY」の製造を始めたい考え。しかし、手続きに時間がかかり、環境問題で複雑化している。
テスラの広報担当者は、夏の操業開始予定は変わっていないとした上で、工場が完成すれば、モデルYを年間最大50万台生産できる可能性があると述べた。
テスラは昨年12月、環境保護団体の訴えで、工場建設予定地の森林伐採を裁判所に差し止められた。
テスラは、ロイターが確認した裁判所宛ての4月7日付の書簡で、「工業・インフラ事業に関するドイツの承認の仕組みや都市空間計画は、気候変動対策に必要な事業を計画・実現する緊急性に矛盾する」と主張した。
また、ベルリン郊外に建設している工場の最終的な承認について、申請から16カ月経過したにもかかわらず、いまだに予定が立っていないことは「特に腹立たしい」と述べた。
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