- 2021/04/15 掲載
FRB、インフレ高進への対処法「心得ている」=NY連銀総裁
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は14日、経済が新型コロナウイルス禍による落ち込みから回復するにつれ短期的に物価が不安定になり得るものの、伸びはなお抑制される見込みで、連邦準備理事会(FRB)は物価の過度な高進への対処法を心得ているという認識を示した。
ラトガーズ大学の学生とのオンライン対話で、インフレ率は全般的に目標の2%付近にとどまると予想した。
その上で、新型コロナウイルスワクチン接種が進む中「米経済は現在、かなり力強く回復している」としながらも、失業率は依然として高く、景気回復への道のりは長いと指摘。「経済は完全に力を回復できると考えているが、まだ不確実性は高い」と述べた。
このほか、新型コロナの変異株がなおリスクになっていると指摘。「変異株(の感染拡大)とワクチン接種の競争になっている」と語った。
*内容を追加します。
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