- 2021/04/16 掲載
米3月小売売上高、10カ月ぶり大幅増 経済対策やワクチン普及が寄与
市場予想の5.9%増も上回った。
前年同月比では27.7%増。
PNCフィナンシャルのチーフエコノミスト、ガス・フォーシャー氏は「消費支出が今年初頭の力強い回復を主導している」と指摘した。
内訳では、自動車・部品が15.1%増と、前月の3.5%減から持ち直し、大きく伸びた。
衣料品は18.3%増、電化製品は10.5%増。スポーツ用品・娯楽も23.5%急増した。
外食は13.4%増と堅調になったものの、前年同月比では依然1.8%落ち込んだ。
食品・飲料は0.7%増の小幅増だった。
建設資材は12.1%増、オンライン(無店舗)販売も6%増だった。
FHNフィナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は「米連邦準備理事会(FRB)はこれまで、需要の高まりが一時的になるとの認識を示し、最大雇用の目標を達成し、物価が持続的なペースで上昇するまで政策の変更は検討しないと表明してきているが、こうした確約が今後数カ月で試される可能性がある」と述べた。
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