- 2021/04/16 掲載
東電社長「万全の体制で対応」=処理水放出で、福島知事と会談
東京電力ホールディングスの小早川智明社長は16日、福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出決定を受け、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事と会談した。小早川社長は「万全の管理体制を構築し、責任と自覚を持って処理水の対応に取り組む」と述べた。
内堀知事は「これまで風評対策などで主体性を十分に感じられなかった。(海洋放出の)実施主体は東電自身だ」と指摘。賠償に際しては「被害者の負担にならないよう、簡便かつ柔軟な方法で迅速に対応してほしい」と要請した。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京電力福島第1原発の処理水海洋放出について会談する福島県の内堀雅雄知事(左)と東電ホールディングス(HD)の小早川智明社長(右側中央)=16日午後、福島県庁
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