- 2021/04/16 掲載
中国当局、華融資産管理への融資継続を銀行に要請=関係筋
華融資産管理は、中国政府が設立した4大不良債権受け皿会社の一つで、財政省が筆頭株主となっている。
華融は「関連取引」の未了を理由に決算発表を延期。香港上場株は3月31日から取引停止となり、ドル建て社債が急落している。
華融は以前から問題を抱えており2018年から再編協議を行っている。今年1月には、汚職罪で元会長が死刑に処せられた。
リフィニティブのデータによると、華融と子会社のオフショア債発行残高は223億9000万ドル。うち約35億7000万ドルが今年、償還期限を迎える。
華融の債権者など4人の関係筋によると、金融当局は華融の資金繰りを安定化し、問題の広がりを抑えるため銀行に融資の継続を求めている。
PR
PR
PR