- 2021/04/16 掲載
日航、100%新燃料に=国内線で40年以降、CO2削減
日本航空が2040年以降、国内線のジェット燃料を廃油や生ごみが原料のバイオ燃料など「持続可能な航空燃料(SAF)」へ100%切り替えることが16日、分かった。35年以降、水素を燃料とする小型機も導入する。新燃料などへの見直しを通じ、50年に二酸化炭素(CO2)実質排出量ゼロを目指す。
廃プラスチック由来の国産燃料なども導入し、30年には国際線を含む全ての燃料の1割を、SAFで賄う方針。国産の新燃料は既に、丸紅などと開発を進めている。
CO2排出量削減に向けた一連の取り組みは、来月7日公表の新たな中期経営計画に盛り込む。新計画では、SAFへの転換のほか、燃費性能が高い機材への更新や、機内食の容器変更といった「脱プラ」推進も柱に据えた。
【時事通信社】
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