- 2021/04/19 掲載
豪クラウン、創業者保有の37%分に米オークツリーから買収提案
パッカー氏は経営の第一線から退いているが、その影響力を巡って昨年、当局の厳しい調査が行われた。2月には、組織犯罪との関連が疑われるとしてシドニーでの賭博免許保持に不適格と判断された。
パッカー氏のプライベート・エクイティー(PE)、コンソリデーテッド・プレス・ホールディングス(CPH)は今月6日、クラウンに対するPE大手ブラックストーンからの80億2000万豪ドル(61億3000万ドル)での買収提案の一環として、株の売却を前向きに検討する考えを示していた。
クラウンは声明で「経営陣はまだオークツリーの提案のメリットについて統一見解に達していない。これから検討を行う」とした。
CPHとブラックストーン、オークツリーからのコメントは得られていない。
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