• 2021/04/21 掲載

議決権行使助言の米ISS、バークシャーを非難 幹部の給与巡り

ロイター

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[20日 ロイター] - 米国の議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は、投資会社バークシャー・ハザウェイがウォーレン・バフェット最高経営責任者(CEO)の有力後継候補である幹部2人に多額の給与を支払っていると非難した。

ISSは16日付のリポートで、副会長のグレッグ・アベル氏とアジット・ジェイン氏がそれぞれ、2020年に19年と同額となる1600億ドルの給与と300万ドルの賞与を支給されたとし、これらがバークシャーの業績に連動しているかどうかは「不明」と指摘。

「持続的な透明性欠如」はバークシャーの報酬委員会による監督に疑問を呈しているとし、スーザン・デッカー氏、デビッド・ゴッテスマン氏、ウォルター・スコット・ジュニア氏、メリル・ウィトマー氏の4人の取締役再選に支持票を投じないよう株主に助言した。

バークシャーは、ストックオプションは付与していない。20日時点で同社からのコメントは得られていない。

ISSは、バフェット氏に対して慎重ながら支持する姿勢を示し、バークシャーのエネルギー部門が温室効果ガス排出量の目標設定や50年までに排出量を実質ゼロにする方針表明を行っていないことを理由に挙げた。

バークシャーは5月1日に開催する年次総会で、取締役14人全員の再選を支持するよう株主に勧告している。気候変動対策や多様性・受容性促進に向けた取り組みに関する情報開示を拡大する株主提案については反対するよう呼び掛けている。

バフェット氏はバークシャーの議決権の3分の1近くを保有しており、同氏が反対する提案は通常、大差で否決される。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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