- 2021/04/21 掲載
スーパー売上高、5年ぶり増=コロナで「内食」、食料品好調―20年度
日本チェーンストア協会が21日発表した2020年度の全国スーパー売上高は、12兆8969億円だった。既存店ベースの伸び率は前年度比0.7%増と、5年ぶりのプラスとなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり」で、自宅で食事を取る「内食」需要が高まり、食料品が1年を通じて好調に推移した。
部門別では、売上高の約7割を占める食料品が4.0%増加した。家庭での食事が増え、生鮮食品や総菜などが軒並み前年度を上回った。
衣料品は16.1%減った。外出の自粛でビジネス向けが落ち込むなど厳しい状況が続いた。住居関連品は0.5%減少。在宅時間の増加で家具や家電製品は伸びたものの、化粧品や旅行用品が苦戦した。
【時事通信社】
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