- 2021/04/29 掲載
米クアルコム、4─6月期見通しが市場予想上回る 供給網が改善
決算を受け、株価は6%上昇した。
第3・四半期の売上高見通しは中央値で75億ドル。調整後1株利益は中央値で1.65ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想はそれぞれ71億1000万ドル、1.52ドルだった。
第2・四半期(3月28日まで)決算は売上高が79億3000万ドル、調整後1株利益が1.90ドルとなり、いずれもアナリスト予想の76億2000万ドル、1.67ドルを上回った。クアルコムの予想中央値はそれぞれ76億ドル、1.65ドルだった。
クアルコムは半導体を設計しているものの、その製造は台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子、中芯国際集成電路製造(SMIC)に委託している。
クアルコム幹部は、生産能力確保に向け製造委託企業に投資しており、これが第2・四半期から第3・四半期にかけて費用が増加する主な要因の一つとした。
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