- 2021/04/30 掲載
求人倍率46年ぶり大幅低下=1.10倍、コロナで採用抑制―20年度
厚生労働省が30日発表した2020年度平均の有効求人倍率は1.10倍だった。前年度と比べて0.45ポイント低下し、落ち込み幅は第1次石油危機後の1974年度(0.76ポイント)以来46年ぶりの大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の停滞で、求人が大幅に減少した。
同時に発表された21年3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.10倍だった。
また総務省が同日発表した3月の完全失業率(同)は2.6%となり、前月(2.9%)比0.3ポイント低下した。2カ月ぶりの改善。
【時事通信社】 〔写真説明〕厚生労働省などが入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関
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