- 2021/04/30 掲載
日系メーカーがインドで操業停止、コロナ深刻化 酸素不足も
医療用酸素の不足は、ニューデリーなど首都圏で特に深刻。産業ガスメーカーのリンデ・インディアの幹部によると、酸素消費量は通常の8倍に拡大している。増産と輸送体制が整い、需給が緩むのは5月半ばになる見通しだという。
<マルチ・スズキ(スズキの現地子会社)>
インドの自動車最大手マルチ・スズキは、5月1─9日まで工場を休止する。6月に予定していた保守点検を前倒しし、生産ラインの一部や部品メーカーが使う酸素を医療用に回す。
<パナソニック>
デリー近郊のハリヤナ州にある家電製造工場を4月27日から5月3日まで停止中。ロックダウンや従業員の安全確保のため。酸素不足の直接的な影響はない。
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