• 2021/05/07 掲載

JAL、今期の業績予想を非開示 コロナの影響読めず

ロイター

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[東京 7日 ロイター] - 日本航空(JAL)は7日、2022年3月期の連結業績予想の公表を見送った。新型コロナウイルスの収束の兆しが見えておらず、「現時点で合理的に見積もるのは困難」としている。特に国際旅客需要の動向の見通しは「極めて困難な状況」という。配当予想も未定。

IBESのコンセンサス予想によると、アナリスト9人の今期純損益予想の平均値は465億円の赤字となっている。

同時に発表した2021年3月期の連結決算(国際会計基準)によると、純損益は2866億円の赤字、売上収益は前の年と比べ65.3%減の4812億円だった。

21年3月期末時点での手元流動性は、現預金4083億円に未使用のコミットメントライン3000億円を加えた計7000億円超を確保している。キャッシュバーン(資金燃焼)については、今期第1・四半期において「月額で約100─150億円程度に圧縮できる」と予想する。コスト削減を継続し、今後の国内旅客需要の回復次第では、第2・四半期では「キャッシュバーン状態から資金流入に転じる」と想定している。

同時に発表した中期経営計画では、2023年度までに手元流動性として旅客収入5.0─5.6カ月分の確保を目指し、健全な財務体質を取り戻す。自己資本比率は50%程度まで回復させる。

グループの格安航空会社(LCC)である春秋航空日本(千葉県成田市)を6月中に連結子会社化する予定も発表した。今後回復が見込まれる中国発のインバウンド需要の取り込みを狙う。

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