- 2021/05/12 掲載
ゲーム大手EA、強気の通年見通し コロナ規制緩和後も需要見込む
通年の調整後売上高は73億ドルと予想。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は66億1000万ドル。
ブレイク・ヨルゲンソン最高財務責任者(CFO)はこの日の決算発表後の電話説明会で、同社の対戦ゲーム「エーペックスレジェンズ」の伸びが2022年度も続くとの見通しを示し、下期にエーペックモバイルを発売し、フランチャイズを新たなプラットフォームに拡大する計画を明らかにした。引け後の取引で同社株は約3%上昇した。
この日発表した1─3月期決算は、純利益が7600万ドル(1株当たり0.26ドル)で、前年同期の4億1800万ドル(同1.43ドル)から減少した。
一時項目を除いた1株当たり利益は1.23ドルで、アナリスト予想の1.05ドルを上回った。
売上高は14億9000万ドルとなり、アナリスト予想の13億9000万ドルを上回った。
ヨルゲンソン氏はロイターとのインタビューで、買収コストなどが1─3月期の利益に影響したと述べた。EAは、買収を通じて顧客ベースを拡大し、モバイルゲーム市場に進出している。
2月にはモバイルゲーム開発・販売の米グル・モバイルの買収を発表した。
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