- 2021/05/14 掲載
FRBの政策変更検討前に「数カ月のデータ」必要=ウォラー理事
ウォラー理事は「米経済はアクセルを踏み、非常に力強い回復を続けている」とした上で、4月の消費者物価指数(CPI)と雇用統計はサプライズとなり、「全ての専門家に衝撃を与えた」と指摘。5─6月の雇用統計により「4月が異常値であったことが明らかになるかもしれないが、政策スタンスの変更に関する検討を開始する前に、そのことをまず確認しなければならない」とし、「今こそ一時的なデータのサプライズに惑わされることなく、忍耐強く、冷静な目を持つ必要がある」とした。
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