- 2021/05/14 掲載
コロニアル、フル稼働のもよう 週末までに正常化へ=バイデン氏
コロニアルは身代金を要求するランサムウエアによるサイバー攻撃を受け、6日間の操業停止を余儀なくされ、米南東部州ではガソリン不足に陥っていた。
バイデン大統領は「今朝、コロニアルがサービスを提供する地域の大部分に燃料の供給始まったことが報告された。現時点までにフル稼働に回復しているはずだ」と述べた。
同時に、こうした状況が即時にガソリンスタンドに反映されるわけでなく、正常化には幾分時間がかかるとしたほか、米政府が車両500万台に十分なガソリンをスタンドに供給する措置を取ったことも明らかにした。
消費者には買いだめをしないよう促すと同時に、ガソリンスタンドには便乗値上げをしないようけん制した。
コロニアルに対するサイバー攻撃について、ロシア政府が背後にいるとは考えていないとしつつも、攻撃に関与したハッカーはロシアに拠点を置いているとの見方を示し、ランサムウェアのハッカー組織を巡り、ロシア政府と連絡を取っていることを明らかにした。
また、イスラエルとパレスチナ間の衝突が激化していることについては、ロケット弾攻撃を控えるよう呼び掛け、中東地域の首脳らとさらなる協議を行う方針を明らかにした。
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