- 2021/05/19 掲載
ECB総裁、域内経済の支援継続にコミット 「性急な解除望まず」
ラガルド総裁は「金融および財政支援を性急に解除しないことが不可欠だ。ECBに関して言えば、欧州経済の支援に向けてわれわれのコミットメントを堅持する」と語った。金融当局者と財政当局者の連携も促した。
ECBは先月、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)に基づき、800億ユーロ(977億ドル)相当の債券を買い入れた。
6月10日に開催されるECB理事会では、PEPPに基づく債券買い入れペースを維持もしくは減速させるかを巡り討議する。
一部のECB当局者は、ワクチンの普及や感染者数の減少、経済活動が次第に再開している状況を踏まえ、買い入れペースを減速させるべきとの考えを示している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR