- 2021/05/25 掲載
シノペック、初のグリーン水素事業を2022年に開始
再生可能エネルギーを利用して水素を製造する。
同社は水素の生産で国内最大手。今後5年間は化石燃料ベースの水素生産を重視し、国内に1000カ所の水素ステーションを設置する。
同社は2050年までにカーボンニュートラル(炭素中立)を目指す方針を示している。
現在の水素生産能力は年間350万トンで、国内生産全体の約14%を占める。
グリーン水素プラントは内モンゴル自治区のオルドス市に建設する。年間生産能力は2万トン。投資総額は26億元(4億0558万ドル)。
第1期は1万トンの水素を生産。太陽光発電(270メガワット)と風力発電(50メガワット)を利用する。
生産したグリーン水素は、中国中煤能源、申能などが設立した合弁会社の石炭化学プロジェクトに供給する。
シノペックは、新疆ウイグル自治区のクチャ市にもグリーン水素プラントを建設する計画。年間生産能力は2万トン。太陽光発電(1000メガワット)を利用する。
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