小売販売4月は前年比12.0％増、前年反動で衣類など急増＝経産省

［東京　３１日　ロイター］ - 経済産業省が３１日に発表した４月の商業動態統計速報によると、小売業販売額（全店ベース）は前年比１２．０％増となった。緊急事態宣言の影響で大きく落ち込んでいた前年の反動が表れた。ただしロイターの事前予測調査１５．３％増は下回った。季節調整済み前月比は４．５％減だった。

業種別では織物・衣服が前年比６３．７％増、百貨店などの各種商品が同４３．６％増、自動車が同２７．２％増、機械器具が同２４．２％増。

業態別では、前年比で百貨店が２．５倍、家電量販１４．２％増、 コンビニ８．２％増、ホームセンター１．６％増となった。

一方、ドラッグストアは２．８％減、スーパーは０．２％減だった。

＊経産省の発表資料は以下のＵＲＬでご覧になれます。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html [http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html]

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