- 2026/07/27 18:00 掲載
米議会の「AI強制停止法案」に業界反発拡大、GoogleやOpenAIなど77社が反対書簡に署名
米国のAI優位性はモデルのオープン性によって保たれると主張
政府の統制強化に対し、テクノロジー業界は即座に反応した。法案提出翌日の7月24日、Microsoft、Meta、NVIDIAなど25の企業・団体が「Open Weights and American AI Leadership」と題する共同書簡を公開した。その後数日で賛同の輪は急速に広がり、新たにGoogle、OpenAI、AMDなどが加わって署名数は77社・団体に達した。一方で、Anthropicとその主要出資者であるAmazonは現時点で署名リストに名を連ねていない。
書簡の中で署名企業は、AIの安全性と米国の技術的リーダーシップは「オープンウェイト」モデルによって担保されると主張している。モデルの重み(パラメーター)を広く公開可能な状態に置くことでイノベーションと競争を促進し、多くの開発チーム間で脆弱性の発見や修復が可能になると指摘した。
政府による中央集権的なキルスイッチの導入は、かえってオープンな開発手法を阻害するというのが業界側の見立てだ。AIがもたらす安全保障上のリスクに強制停止権限で対処しようとする議会と、透明性の高い分散型エコシステムで対応しようとする産業界との間で、AIガバナンスを巡る対立構造が鮮明になっている。
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