- 2021/06/01 掲載
前場の日経平均は続落、持ち高調整が中心で方向感欠く
日経平均は朝方に反発で始まったが、マイナス圏に沈んで下げを拡大する場面もあった。ただ、相場全体に影響しそうな材料を欠き、市場では「ポジション調整やリバランスがぶつかり合い、行ったり来たりしている印象」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。
ソフトバンクグループやKDDI、リクルートホールディングスの下げが日経平均の重しとなった一方、トヨタ自動車やデンソー、スズキなどの上昇が支えになった。
TOPIXは0.30%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9745億6900万円と細っている。東証33業種では、鉄鋼や医薬品、サービス業など22業種が下落し、鉱業や繊維業、輸送用機器など11業種が上昇した。
東証1部の騰落数は、値上がりが968銘柄、値下がりが1082銘柄、変わらずが139銘柄だった。
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