5月の伊サービスＰＭＩは53.1、約1年ぶりに50上回る

［ローマ　３日　ロイター］ - ＩＨＳマークイットが３日発表した５月のイタリアのサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５３．１に上昇した。新型コロナウイルス感染防止策の緩和を背景に、好不況の分かれ目となる５０を約１年ぶりに上回った。

サービス部門ＰＭＩは４月の４７．３から上昇、２０１９年３月以来の高水準だった。同指数が前回５０を上回ったのは２０２０年７月。

ロイターがまとめたアナリスト１９人の予想中央値の５２．５も小幅に上回った。

新規ビジネスの動向を示すサブ指数は５７．１で、４月の４８．１から急上昇し、２０１８年１月以来の高水準となった。

製造業とサービス業を合わせた総合ＰＭＩは５５．７と、４月の５１．２から上昇した。