- 2021/06/11 掲載
米インフレ率は今夏にピーク、秋には鈍化へ=バイデン政権高官
米労働省が10日に発表した5月のCPI(季節調整済み)は、前年同月比5.0%上昇し、2008年8月以来、約13年ぶりの大幅な伸びを記録した。
これについて、高官は匿名で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生初期に見られた低調な物価が影響する「ベース効果」によるところが大きいと指摘。バイデン政権は現行のインフレ高進が一過性であると引き続き認識しており、こうした見方は専門家や投資家、消費者、企業と共有されているとした。
その上で、「今後数カ月のうちにピークを迎える可能性が最も高い。おそらく今夏には最悪の状態となり、秋には通常に戻り始めるだろう」と語った。
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