- 2021/06/15 掲載
米モルガンSのNY本社従業員、9月までに職場復帰を=CEO
アナリスト・投資家向けのオンライン会議で「ニューヨークで給料をもらいたければ、ニューヨークにいなければならない」と語った。
モルガンSの7万人近い従業員は、ウォール街の他の銀行大手と同様に、新型コロナウイルスの感染拡大が続く間、在宅勤務をしてきた。
しかし、ライバル行のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスはここ数週間に交代制で従業員を米国内の職場に復帰させ始めている。
ゴーマンCEOは、同行の方針について、勤務地によって異なるとし、インドの従業員2000人は年内、職場に復帰することはないと述べた。14日時点でインドの新型コロナ感染者は2900万人超となっている。
ゴーマンCEOはまた、第2・四半期の収入について「良さそうだ」と述べたほか、ウェルスマネジメント事業で再び買収を行う「見通しだ」とした。
米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る巨額損失問題を受けて実施した内部調査にも言及し、懸念される問題は見つからなかったとした。モルガンSはこの問題に絡み、今年に入り9億1100万ドルの損失を計上した。
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