- 2026/03/14 掲載
GoogleマップにGemini統合、マップを何でも聞ける機能や立体表示ナビ機能
ルートや行き方をGeminiに聞ける「Ask Maps」など機能大幅強化
Ask Mapsは、これまでの単語検索では見つけるのが難しかった具体的な要望に対して、対話形式で回答を提示する機能である 。例えば、スマートフォンのバッテリー残量が少ない状況で、長い列に並ばずに充電しながらコーヒーを買える場所を探したいといった、複数の条件が絡む質問にも対応する 。Geminiの推論能力を活用し、数億件以上の場所データやユーザーによる膨大なレビューを解析する仕組みとなっている。
さらに、過去の検索履歴や保存したリストの情報と照らし合わせることで、個人の好みに合わせた検索結果が地図上に表示される。検索結果の画面からは、レストランの予約や経路案内への移行といった次のアクションも直感的に実行できる。この機能は、まず米国およびインドにおけるAndroidとiOS向けアプリで提供が始まり、デスクトップ版も順次対応する。
一方のImmersive Navigationは、過去10年以上のGoogleマップの歴史において最大規模となるナビゲーション機能の刷新である 。Geminiがストリートビューや航空写真の画像を解析することで、実際の風景に近い3Dビューを構築し、周囲の建物や立体交差、地形をより正確に再現する 。運転中の画面では、複雑な交差点に差し掛かると車線や横断歩道、信号機といった重要な要素がハイライト表示され、ドライバーが余裕を持って右左折の判断ができるよう支援する。
また、建物を透過させたり表示範囲を広げたりすることで、手前からルート状況を把握できる機能も追加された。音声案内も自然なものへと改良されたほか、代替ルートを検索する際には、渋滞を避けられるルートや有料道路を使用する最短ルートといった、それぞれの選択肢の利点と欠点を比較できる機能も実装されている。
さらに、目的地の建物の入り口や推奨される駐車場の位置など到着直前の詳細なガイドも提供される 。このImmersive Navigationは米国で提供が開始され、今後数カ月かけて各種デバイスや車載システム向けに利用可能範囲を拡大していく計画である。
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