- 2021/06/29 掲載
株主総会ピーク、620社超=東電社長、処理水「安全基準を順守」
3月期決算企業の株主総会が29日、ピークを迎えた。東証に上場する企業の27%に当たる628社(東証調べ)が開催。東京電力ホールディングス(HD)の総会では、東電福島第1原発から出る放射性物質を含む処理水の海洋放出をめぐる質疑が交わされた。
小早川智明社長は処理水放出について、「安全基準を順守する」と強調し、風評被害防止に努める考えも示した。一部株主は処理水の処分方法に関し、福島県などの地元住民との協議委員会を設置する議案を提出したが否決された。一方、経営体制強化のため、三菱ケミカルホールディングス会長を務めた小林喜光氏を会長に迎える人事は承認された。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京電力ホールディングス(HD)の株主総会の会場付近=29日午前、東京都江東区 〔写真説明〕三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会会場に向かう株主ら=29日午前、東京都港区 〔写真説明〕三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会会場近くで横断幕を掲げる環境団体関係者ら=29日午前、東京都港区
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