• 2021/06/29 掲載

コロナが外食産業の供給網に打撃、定番商品が品薄に

ロイター

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[ロサンゼルス/ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国ではアイスグリーンティー、韓国ではフライドポテト―。飲食店が供給網(サプライチェーン)のボトルネック(障害)に悩まされる中、ロイターが調査したファストフードチェーンや外食企業の少なくとも9社が、原材料や製品不足への対応に苦慮している。

ウインナーやチキンウイングなどの夏の定番商品の他、プラスチック製の包装材や紙袋など食品以外の物も不足している。

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は24日、供給のボトルネックが2022年に入っても続く可能性があるとの見通しを示した。

韓国のファストフードチェーン最大手ロッテリアは14日、ウェブサイトで、人気商品のフライドポテトの代わりにチーズスティックを使用すると発表。ロッテリアを運営するロッテの広報担当者によると、輸送コンテナの不足と衛生関連の税関検査に時間がかかり、フライドポテトの出荷が遅れているという。

米コーヒーチェーン大手スターバックスは、欠品は一時的なものだが、市場や店舗によって種類が異なると説明。ニューヨーク州ポキプシーの店舗では、数カ月前からさまざまな商品が不足しており、最近はアイスグリーンティー、シナモンドルチェシロップ、ホウレンソウ、フェタチーズなどが足りていないという。

同社は声明で「できるだけ早く商品を再入荷するため、サプライチェーンのベンダーと緊密に協力している」と述べた。

こうした問題は、製品自体が不足しているのではなく、貨物船や列車、トラックなどの輸送網に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が打撃を与えていることが大きい。パンデミックは、農場、工場、倉庫などの施設閉鎖や労働力不足を招き、肉や食用油、プラスチック・ガラス製包装材などあらゆる物が不足する原因にもなった。

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