• 2021/06/30 掲載

独CPI、6月は前年比2.1%上昇へ鈍化 ECB目標上回る

ロイター

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[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日に発表した6月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比2.1%上昇と、5月の2.4%上昇から鈍化した。ただ依然として欧州中央銀行(ECB)の物価目標である「2%をやや下回る水準」を上回った。市場予想と一致した。

国内基準の伸びは前年比2.3%上昇と、5月の2.5%上昇から鈍化した。

HICPの速報値は変動の激しいエネルギーや食品を除くコア物価を示さないが、国内基準のCPIは、エネルギーや食品の伸びが5月からやや鈍化したことを示す。家賃とモノ前月と同様に伸びた。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今月、今年の物価見通しを2.6%上昇へ引き上げた。2008年以来の大幅な伸びとなる。

中銀は物価が過剰に上昇しているわけではないとの見方を示している。現在の物価上昇が大方、エネルギーの値上がりと税の影響によるものであり、こうした要因を除けば物価上昇率が、昨年と同じ水準であり19年の水準を大幅に下回る1%にとどまると述べる。

物価は急上昇しており、21年下半期に4%に達する可能性がある。物価圧力が弱い期間が長く続いていたことから、消費者の感覚が変わり、消費支出動向に影響する可能性がある。

中銀と政府はともに、物価の急上昇が一時的な現象であるとし、経済が力強く回復することが見込まれる中でも来年に物価圧力が和らぐとの見方を示している。

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