- 2021/07/01 掲載
韓国SKイノベーション、バッテリー事業の分離・上場を検討
同社はバッテリー生産能力計画を上方修正。年間のバッテリー生産能力を2025年に200ギガワット時にするとし、従来目標の125ギガワット時から6割引き上げた。現在の年産能力は約40ギガワット時。
キムCEOはバッテリー事業の新規株式公開(IPO)の可能性について問われ、「機会があれば、ナスダックのみに上場するか、重複上場するかどうかを選択肢として検討する」と言明。「バッテリー事業の分離方法は決定していない。成長するバッテリー事業をさらに成長させるにはかなり多くのリソースが必要であるため、リソースを確保する方法の1つとしてスピンオフを検討している」と付け加えた。
スピンオフ検討のニュースを受け、SKイノベーション株は序盤の取引で一時9.3%下落し、3週間ぶりの安値を付けた。
SKイノベーションは米国、ハンガリー、中国、韓国にバッテリー生産工場を保有している。
バッテリー事業トップによると、世界の電気自動車バッテリー市場で2030年までにシェア20%以上を確保することが目標という。
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