- 2021/07/01 掲載
中国100都市の新築住宅価格、6月は前月比+0.36%=民間調査
前月は0.34%上昇だった。
政府による借り入れ抑制や住宅価格の上限設定などの施策により、上昇率は前月からほぼ横ばいとなり、勢いは鈍化した。
価格が上昇した都市は、5月の80都市から6月は77都市に減少。価格が低下した都市は20都市(5月は17都市)となった。
市場の過熱を懸念した地方自治体が住宅ローンの管理を厳格化していることから、下半期には一部の都市で新築住宅価格の伸びが鈍化する可能性がある。
6月の中古住宅価格は前月比0.49%上昇。5月は0.5%上昇だった。
中国南部のハイテク中心地・深センの中古住宅価格は、前月比0.56%減と大きく低下。3カ月連続での低下となった。中古住宅取引のための新たな参照価格システム導入が市場を鎮静化させた。
主要18都市の6月の売買は5月に比べて早いペースで増加。1級都市は57.2%増、3級都市は31.6%増となった。
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