• 2021/07/02 掲載

20年度医療給付費、初の減少=コロナで受診控え―協会けんぽ

時事通信社

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。


全国健康保険協会は2日、中小企業の従業員らが加入する健康保険(協会けんぽ)の2020年度決算見込みが6183億円の黒字だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により患者の受診控えなどが起き、協会が医療機関に支払う「医療給付費」が08年度の協会発足以来初めて減少した。黒字は11年連続で、黒字幅は過去最高となった。

収入は前年度比1.0%減の10兆7650億円。コロナによる景気悪化で賃金が下がり、賃金に応じて支払われる保険料収入が減ったことや、保険料納付の特例猶予制度が創設されたことが原因という。収入減少は、リーマン・ショック後の09年度以来。

支出は同1.8%減の10兆1467億円。受診控えに加え、コロナの感染予防強化でインフルエンザなどの罹患(りかん)も減ったため、加入者1人当たりの医療給付費は同3.5%減の13万8280円となった。

20年度に75歳になる高齢者が少なかったため、後期高齢者医療制度に対する協会からの拠出金が同1.5%増の2兆1320億円にとどまったことも、支出減少の要因となった。

【時事通信社】

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます