- 2021/07/02 掲載
ファーストリテ「捜査に協力」=新疆綿、良品計画は使用継続
ファーストリテイリングは2日、中国・新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐり、フランスの司法当局が同社傘下のユニクロ仏法人への捜査を開始したとの報道に対し、「要請があれば、サプライチェーン(供給網)において強制労働がないことを再確認するため、捜査には全面的に協力する」とのコメントを発表した。
ファーストリテは、仏当局から捜査に関する連絡は受けていないという。
一方、新疆綿を使用している良品計画の松崎暁社長は2日の決算会見で、「米国や欧州で、当局から何か申し出があることはない」と説明。その上で、「(新疆の産地に対する)4月の監査で重大な違反はなかった。自信を持って新疆の綿を使う考えに変わりはない」と述べ、使用を続ける方針を強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(左)と良品計画の松崎暁社長
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