- 2021/07/06 掲載
クレディ・スイス、CTO兼COOにGS幹部 年明け就任へ
2019年から務めている現COOのジェームズ・ウォーカー氏はクレディ・スイス・ホールディングス(USA)の副最高経営責任者(CEO)に就き、「家庭の事情」で米国に駐在するという。
ハナフォード氏はクレディ・スイス取締役会メンバーになる。ゴールドマン・サックス・エンジニアリングではロンドンやニューヨークで上級職に就き、エンタープライズプラットフォーム部門共同責任者やレジリエンシー部門グローバル責任者などを務めた。
クレディ・スイスは米アルケゴスや英グリーンシルを巡る二重危機に対応する中、数十億規模の損失や大幅な株安に見舞われている。コスト抑制に向け低コストのインドでIT(情報技術)スタッフを増やしているほか、損失を受けて配当案の引き下げや自社株買い計画の停止、20億ドル超の資本調達を余儀なくされた。
アントニオ・オルタオソリオ会長は「テクノロジーはこれからも金融サービスにおいてますます重要な成功要因となるだろう。ジョアンは今後のわれわれの戦略的取り組みをリードする十分なスキルがある」と指摘した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR