- 2021/07/06 掲載
豪中銀、9月から緩和縮小=「景気拡大局面に移行」
【シドニー時事】オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日の定例理事会で、量的金融緩和の規模を9月初旬から週40億豪ドル(約3350億円)に削減することを決めた。豪州の景気回復を受けた措置で、金融政策の正常化に向けた一歩を踏み出す。
豪中銀は現在、週50億豪ドル規模で政府債を購入。40億豪ドルの購入は少なくとも11月半ばまで継続する。ロウ総裁は声明で「経済が回復局面から拡大局面に移行する中、(景気の腰折れを回避するため)引き続き金融支援を提供する」と強調した。過去最低の0.1%となっている政策金利は7会合連続で据え置かれた。
【時事通信社】 〔写真説明〕オペラハウスを背景に歩く女性=6月30日、オーストラリア・シドニー(AFP時事)
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