需要不足２５兆円＝１～３月期―内閣府再推計

内閣府は６日、日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差を示す「需給ギャップ」が、２０２１年１～３月期はマイナス４．４％だったとの再推計を発表した。金額換算では年２５兆円程度の需要不足に相当する。

先月８日発表の１～３月期国内総生産（ＧＤＰ）改定値を踏まえて推計した結果、前回の年２６兆円程度から若干縮小した。新型コロナウイルス感染拡大で需要不足は２０年４～６月期に年５９兆円程度と、推計を行っている１９８０年以降で最大となった。１０～１２月期に年１９兆円程度まで縮小したが、再び拡大した。

【時事通信社】