- 2021/07/07 掲載
EXCLUSIVE-中国版ツイッター「微博」非公開化か 会長は否定
ウェイボ最大の株主である投資持株会社、新浪を保有するチャオ氏は、ウェイボ買収に向け上海を拠点とする国有投資会社とコンソーシアムを組む。ウェイボの大株主である中国ネット大手、アリババ集団の撤退も促す可能性がある。3人の関係筋が、国有企業の名前を明かさずに話した。
関係筋によるとコンソーシアムは年末までに取引をまとめる意向だ。いずれかの段階でウェイボを中国市場に上場し、高いバリュエーションを生かす狙いだ。
チャオ氏は6日、ウェイボの非公開化について協議したことはないとウェイボに伝えたと述べた。
アリババと、その傘下のフィンテック企業アント・グループの世論への影響力が高まる中で中国政府は両社に対してメディア事業の売却を迫っている。3人の関係筋によるとウェイボ非公開化の計画はこうした動きを受けた。
ウェイボの2020年の年次報告によると、2月時点で新浪はウェイボ株の45%、アリババは30%を保有していた。
2人の関係筋によると、コンソーシアムが検討している提示額は1株あたり約90-100ドル。ここ1カ月間の平均株価である50ドルに80-100%のプレミアムを乗せた水準となる。
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