- 2021/07/07 掲載
米ISM非製造業指数、6月は60.1に鈍化 在庫や雇用縮小
総合指数の市場予想は63.5。前月は64.0と過去最高を記録していた。指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。サービス業は米経済の3分の2超を占める。
受注残は65.8と、前月の61.1から上昇。新規受注は62.1と、前月の63.9から鈍化したものの、引き続き底堅い。一方、在庫は繰越需要(ペントアップデマンド)の増大で逼迫する中、49.9と、前月の51.5から縮小した。
仕入価格は79.5と、2005年9月以来の高水準だった前月の80.6からは鈍化したものの、なお高止まりが続く。
雇用は49.3と、前月の55.3から縮小。縮小は昨年12月以来、半年ぶり。労働力不足が背景にある。
ISMのニーブス氏は「材料不足やインフレ、物流、雇用資源などの問題が引き続きビジネス環境の妨げになっている」と指摘した。
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