- 2021/07/07 掲載
EU、金融市場活用しグリーン投資を促進
EUは持続可能な投融資戦略で、気候変動対策の達成に向けた金融部門や企業、家庭に対する細かな目標を設定した。
EUの行政執行機関、欧州委員会は「必要となる投資の規模は、公共部門の能力を大幅に超える。持続可能な金融の枠組みの主な目的は、関連する経済活動に民間の資金が流れ込むようにすることだ」とした。
EU加盟国は23年6月までに自国の金融市場が、50年までに室効果ガスの排出量を実質ゼロにするEUの目標にどのように貢献しているかを評価するように求められる。EU当局と欧州中央銀行(ECB)はそれを基に、金融部門での中間目標を設定することでグリーン経済への移行に関する適切なペースを調整する。
欧州委はまた、銀行の財務状況におけるリスク管理で環境・社会・ガバナンス(ESG)要因が中核的な役割を果たすように銀行規制の改定案を提示すると述べた。
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