• 2021/07/07 掲載

前場の日経平均は反落、米ダウ安を嫌気 景気敏感株に売り先行

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比279円39銭安の2万8363円82銭と反落した。6日の米国株式市場でダウ工業株30種とS&P総合500種が下落した流れを引き継ぎ、景気敏感株を中心に売りが先行した。

連休明けとなった6日の米国株式市場では、米10年債利回りが1.4%を割り込む中、ナスダック総合は上昇し最高値を更新。米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業総合指数(NMI)は60.1と、2月以来の水準に低下し市場予想を下回ったことが嫌気され、景気敏感株は売られた。

日経平均は反落して寄り付いた後、指数寄与度の高いソフトバンクグループの下落などが重しとなり、一時481円46銭安の2万8161円75銭まで下げ幅を拡大。売り一巡後は2万8300円台でのもみあいが継続した。米株安のほか、原油安や為替の円高、ETF(上場投資信託)の換金売りによる需給圧迫懸念も重しとなった。

市場では「総じて弱い相場ではあるものの、陸運・海運セクターなどは下げ幅を縮小する場面がみらた。企業決算を控え、決算期待を織り込む動きも見えはじめている」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXも反落し前営業日比0.82%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1569億1200万円。東証33業種では、精密機器以外の32業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、保険業、証券業などが値下がり率上位となった。

個別では、INPEX、石油資源開発、コスモエネルギーホールディングスなど石油関連株が軟調。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」の協議停滞を受け、一部の産油国が供給量を増やすとの懸念が高まり、6日米国時間の原油先物が大幅安となったことが嫌気された。

そのほか、信越化学工業、ファーストリテイリング、ファナック、東京エレクトロンなどが軟調。ヤマトホールディングス、Zホールディングスは高い。

東証1部の騰落数は、値上がり571銘柄、値下がりが1530銘柄、変わらずが89銘柄だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます