- 2021/07/08 掲載
アパレル3社、業績改善=構造改革が進展―3~5月期
大手アパレル3社の2021年3~5月期連結決算が8日、出そろった。構造改革が進み、オンワードホールディングス(HD)など2社は純損益が黒字転換。三陽商会は純損失が7億円(前年同期は純損失45億円)と赤字幅が縮小し、いずれも業績が改善した。
3社は不採算店舗の撤退や人員削減などを進め、損益の改善に寄与した。
新型コロナウイルス感染拡大で全国的に店舗が休業した昨春の反動で、三陽商会とTSIHDの売上高は前年同期と比べて大幅に増えた。オンワードHDは微増だが、生活雑貨やペット関連など非衣料事業は好調だった。
ただ、3社とも4月に出された3度目の緊急事態宣言の影響で販売にブレーキがかかり、TSIHDは約3割の店舗が休業したという。
【時事通信社】
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