- 2021/07/08 掲載
ECB戦略見直し、インフレ目標を2%に 政策で気候変動を考慮
ECBは、新たなインフレ目標について「対称的」とし、「目標を上振れても、下振れても、同等に望ましくない」と説明した。
どの程度の上振れを容認するか、具体的数値は示さなかった。
また「引き続き政策金利が最上位の金融政策手段と確認する」とし「フォワードガイダンスや資産買い入れ、長期リファイナンスオペといった、その他の手段は政策ツールの重要な構成要素で、適切に活用される」と述べた。
さらに、金融政策運営において、気候変動の要素をより考慮していく方針も示し「社債買い入れの配分に関する枠組みを調整し、気候変動の要件を組み入れていく」とした。
ユーロシステムのバランスシートについて気候変動ストレステストを22年から開始する方針を示した。
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