印フリップカート、ソフトバンクＧなどから36億ドル調達

［ベンガルール　１２日　ロイター］ - 米ウォルマート傘下のインドの電子商取引大手フリップカートは１２日、ソフトバンクグループなどから総額３６億ドルを調達したことを明らかにした。

フリップカートの企業価値は３７６億ドルと算定された。

フリップカートは米国上場を検討中。企業価値を最大５００億ドルに高めることを目指している。

今回の資金調達ラウンドには、ＧＩＣ、カナダ年金基金投資委員会、ソフトバンク・ビジョン・ファンド２、ウォルマートなどが参加。

政府系ファンドのディスラプトＡＤ、カタール投資庁、カザナ・ナショナル、ブラックストーン・グループ系のアンタラ・キャピタルも参加した。

ソフトバンクグループは以前、フリップカート株２０％をウォルマートに売却したが、再びフリップカートに投資したことになる。

ウォルマートは２０１８年にフリップカート株の７７％を約１６０億ドルで取得した。