中国人民銀、金融政策のペースと強度は経済動向に基づき決定＝幹部

［北京　１３日　ロイター］ - 中国人民銀行（中央銀行）金融政策局の孫国峰局長は１３日、金融政策のペースと強度は下半期の国内経済とインフレの動向に基づいて決定されると述べた。

人民銀行は先週、予想外に預金準備率を引き下げた。

同局長は、政策では安定を優先し、国内情勢を注視すると発言。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利上げの可能性については、中国の金融政策への影響は限定的だと述べた。

「米国と中国が異なる金融政策を運営するのは普通のことだ」とし「穏健な金融政策という中国のスタンスは変わっていない」と述べた。

その上で、生産者物価指数（ＰＰＩ）は第２、第３・四半期に高水準で推移し、第４・四半期には低下するとの見通しを示した。